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朝方の駅前で

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それは僕が大学生の頃の話。

週末の夜、友達達と居酒屋で飲んでいる内にすっかり盛り上がり、ついつい二次会、三次会といった感じで夜を明かしてしまい、皆と別れた時にはもう空が明るくなり始めていた。

そろそろ始発もある頃だろうと、僕は駅へと向かった。その途中、駅前の広場に公衆トイレがあったため、僕はついでにとそこに入って用を足した。

明け方の時刻、トイレの中どころか周囲にはほとんど人気はない。しかしそんな中で、僕が用を足し終えようとした直前、一人の男がトイレへと入ってきたのである。

四十手前といった様子のガテン系ぽい屈強なその男は、僕の隣の便器の前へと立った。そして突然、僕が便器へ向けて晒していたペニスを、露骨なまでに覗き込んできたのだった。

明らかに不愉快な男からの視線と行為に、僕はさっさとここを出ようとした。


しかしその時、男が僕へと声を掛けてきたのである。

「にいちゃんよ、可愛らしい顔してる割にゃこっちの方は随分と男らしくて逞しいじゃねーか」

そう言うなり、男はいきなり右手を伸ばしてき、僕のペニスを掴んできたのだった。

「やめてください!」

僕は狼狽してそう叫んだものの、男からの突然の行為を前に、恐怖とパニックですっかり硬直してしまった。

そんな僕のペニスを、さらに男は乱暴に扱き立ててきたのだ。

やや仮性気味だった包皮は完全に剥かれて亀頭を曝け出され、その頃すっかり使用がご無沙汰となっていた僕のペニスは、ごつごつした男の手で散々に弄ばれていった。そしてあろう事か、相手が相手だというにも関わらず、その刺激で僕のペニスはいつしか反応してきてしまい、男の前で僕は勃起という無様な姿を晒す羽目になったのである。

そんな僕の状態に、男は非常に満足そうな顔をしてきた。

「へへ、盛りのついたわけぇ奴は、やっぱ元気で羨ましいぜ」

男はそう言いながら、さらに僕のペニスを激しく扱いていくのだった。

「あっ・・・ああっ・・・」

不覚にも、僕の性感は男によってどんどん敏感にさせられていった。そしてついに僕は堪らなくなり、男によって射精へと導かれてしまうのだった。

僕は男の視線を浴びせられながら、便器へと勢いよくザーメンを撒き散らせた。


しかしそれで、男が僕を解放する事はなかった。そのまま個室へと、僕は男によって強引に連れ込まれてしまったのだ。

「ほら、一発くらいでヘコたれる歳でもねぇだろ?」

そう言ってくる男に僕はズボンと下着を引き下ろされ、そのまま壁へと両手を付きながら、背後に立つ男へ向けて肛門を突き出すという屈辱的と羞恥に満ちた姿勢を強いられた。

「お、お願いです・・・こんなの嫌です・・・許してください・・・」

泣きそうな声になりながらも、僕はそう必死に男へと訴えた。

しかしそんな僕の言葉に、男は聞く耳を持たない。

「チンポをビンビンにさせといて、偉そうな事言ってんな」

そう言ってくるなり、僕のお尻を男は勢いよく何度も平手打ちしてきた。

パンッ、パンッ、という叩き付けられる音が個室の中に響き渡る中、僕は痛みを必死に耐続けるしかなかった。

やがて一通り僕のお尻を叩いた後、ようやく男の手が止まった。

「なかなかいいケツしてんじゃねーか。へへ、見てるだけで惚れ惚れさせられっぜ」

男は次に、僕の肛門へと指を強引に押し込んでくるのだった。

「ううっ・・・あっ・・・んっ・・・!」

ズブズブと埋められてくる男の指を体内で感じさせられながら、僕はすっかり怯えてもう抵抗どころではなくなっていた。

そのまま僕のアナルは、挿入された男の指で生まれて初めて犯されていくのだった。

「やっぱこっちの方はまだ未開発みたいだな。センズリばっかじゃ飽きてる頃だろ?後ろの味も、とことん教えてやるぜ」

「ああっ・・・」

前立腺を指で刺激され、僕はその初めて知る強烈な刺激に身悶えるばかりとなってしまった。そしてさっき射精したばかりだというのに、ザーメンに塗れた僕のペニスは、後ろからの刺激で再び勃起し始め勢いを取り戻してきたのである。

「おら、もっとケツを高く突き出しな。指なんかよりもっと気持ちいいもんやっからよ」

指を引き抜いてくるや、男は自らが穿くズボンを引き下ろしてきた。そしてすっかり勃起したズル剥けの一物が、ついに僕の入口へと押し当てられてきたのだった。

グイッと、男は腰を突き出しながら僕へと重心を覆い被せてきた。

「くぅっ・・・うっ・・・!」

挿入されていく男のペニスに、僕は歯を食い縛りながらひたすらその激しい苦痛を堪えた。

そして僕の中へと捻じ込む様にペニスを押し込め、男は腰を前後に動かしながら何度も繰り返しピストン運動で責め立てていくのだった。

僕はもうすっかり意識が朦朧としてきてしまい、ただただ男のされるがままとなっていた。

「へへ、いい締め付けしてやがっぜ。最高だ!」

男はそう言いながら、ついに僕の中でザーメンを放つのだった。

そして男の熱い液体が体内に充満する感覚を覚えながら、いつしか僕もまた二回目の射精へと達していたのだ。


その後、すっかり体力を消耗させて放心状態となってしまった僕を残し、男はさっさと立ち去ってしまった。男とはそれっきり会う事はなかったのだが、その一回の体験で僕はすっかりアナルの快感を覚えてしまったのだった。

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